建設業許可の有効期限は5年です。

5年ごとに許可の更新をしなければなりません。

申請書類の作成や必要な添付書類の収集には時間がかかりますし、建設事務所の窓口まで書類を持ち込まなければならないのも面倒です。

しかし、それ以外にも注意しておかなければならないことがあります。

決算変更届は毎年提出

決算変更届は、毎年、事業年度終了後4か月以内に提出しなければなりません。

1年でも、未提出があると、更新申請を受け付けてもらえません。

この場合は、期限切れでもいいので、更新申請よりも先に未提出分の決算変更届を提出する必要があります。

更新申請前に、5年分まとめて決算変更届を提出することもできますが、大変な作業になりますし、最悪、更新の期限に間に合わないということにもなりかねません。

毎年忘れずに、決算変更届を提出しておきましょう。

決算変更届についてまとめた記事も合わせてご確認ください。

2021.01.07

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各種変更届は変更の都度提出

届出が必要な変更は、次のようなものがあります。

• • 商号の変更
  • 営業所の所在地の変更
  • 営業所の新設、廃止
  • 資本金の額
  • 役員等の変更
  • 常勤の役員等（経営業務の管理責任者）の変更
  • 健康保険等の加入状況の変更
  • 専任技術者の変更

上記の事項に変更があった場合は、変更の都度、変更届を提出しなければなりません。

更新申請のときに、前回の申請から変更されている事項があると、更新申請を受け付けてもらえません。

まず、変更届を提出するように指導されます。

変更事項がいくつかあり、その都度変更届を提出していない場合、更新申請の前にまとめて提出しなければなりません。

前もって準備していればいいですが、期限ぎりぎりで申請した場合など、最悪の場合、更新申請が間に合わなくなってしまう恐れがあります。

そのようなことにならないためにも変更があった場合には、忘れずにその都度、届出を行いましょう。

変更届出に関してまとめた記事も合わせてご確認ください。

2020.12.17

建設業許可を取った後、届出が必要な事業の変更について解説します。

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